テスト・QA · Testing
直交表生成
因子数・水準数に応じて標準またはカスタム直交表を生成するツール。効率的な組み合わせテストケースを短時間で作成できます。ブラウザ内で完結
最終更新:
使い方
使い方を開く使い方を閉じる
- 1
因子数と水準数を入力
対象の因子数(パラメータ数)と水準数(2または3)を設定します
- 2
標準表またはカスタムを選択
L4/L8/L9/L16/L18/L27 から選ぶか、カスタム生成を実行します
- 3
名前を割り当ててエクスポート
因子名・水準名を設定し、結果をCSVまたはExcelでダウンロードします
生成設定
因子数・水準数に合う表のみ選択できます
因子名・水準名
未入力分は F1, F2 ... を自動設定します
未入力分は L1, L2 ... を自動設定します
生成結果
直交表生成ツールについて
直交表(Orthogonal Array)は、全組み合わせを試験せずに効率よく因子間の相互作用を検証するための実験計画法です。4因子・各3水準の場合、全組み合わせでは81ケース必要なところ、L9直交表なら9ケースに削減できます。このツールでは田口玄一博士の標準直交表(L4〜L27)とカスタム直交表を生成し、QA向けのテストケース設計を支援します。直交性の検証機能を持つため、生成した配列が本当に直交性を満たしているかを即座に確認できます。因子名・水準名を実際のテスト対象の名称に書き換えてCSVまたはExcelに出力することで、そのままテスト仕様書や管理ツールに取り込めます。直交表はもともと田口玄一博士の品質工学(タグチメソッド)や実験計画法(DOE)で用いられてきた統計的手法ですが、ソフトウェアテストの分野では組み合わせテスト技法の一つ「直交表テスト(Orthogonal Array Testing, OAT)」として ISTQB 用語集にも収載されています。直交表は、どの2つの因子を選んでもその水準の全組み合わせが同じ回数ずつ現れる「強度2(strength-2)」の性質を持ち、2因子間の相互作用による欠陥を効率的に検出できます。各ペアを最低1回だけ網羅するペアワイズ法(オールペア法)に比べて制約が厳しく、テストケース数はやや多くなりますが、より均等でバランスの取れた配列が得られます。日本のソフトウェアテスト現場では、因子と水準を洗い出して直交表に割り付ける HAYST法 の中核技法としても活用されています。
主な機能
- L4/L8/L9/L16/L18/L27 の標準直交表をサポート
- 2水準・3水準のカスタム直交表を自動生成
- 因子名・水準名を自由に割り当て可能
- 結果をテーブル表示しCSV/Excelでエクスポート
活用シーン
- 組み合わせ爆発を避けた効率的なテスト設計
- 回帰テストのケース数最適化
- テスト仕様書向けの表形式データ出力
- チームレビュー用のケース共有
- 製品の設定オプションや入力パラメータの品質評価
- テスト工数の見積もりと説明資料の作成
よくある質問
直交表を使うメリットは何ですか?
全組み合わせに比べて試験回数を大幅に削減しつつ、因子の組み合わせ網羅性を保てる点がメリットです。
直交表はどのようなテスト技法・理論に基づいていますか?
直交表は、田口玄一博士の品質工学(タグチメソッド)や実験計画法(DOE)で古くから使われてきた統計的手法です。ソフトウェアテストでは、複数の因子の組み合わせからテストケースを導出する組み合わせテスト技法の一つ「直交表テスト(Orthogonal Array Testing, OAT)」として ISTQB 用語集にも収載されています。どの2因子を選んでもその水準の全組み合わせが同数ずつ現れる「強度2」を満たすため、2因子間の相互作用による欠陥を効率よく検出できます。
直交表とペアワイズ法(オールペア法)はどう違いますか?
どちらも2因子間の組み合わせを網羅してテストケース数を削減する組み合わせテスト技法ですが、網羅の厳密さが異なります。直交表は「どの2因子の水準の組み合わせも同じ回数ずつ」現れる強度2の配列で、均等性が高い分テストケース数はやや多くなります。ペアワイズ法(オールペア法)は「各組み合わせが最低1回現れればよい」とするため、より少ないケース数で済みます。均等な網羅やタグチメソッドとの整合を重視するなら直交表、ケース数の最小化を優先するならペアワイズ法が適しています。
因子水準表とは何ですか?作り方も教えてください
因子水準表とは、テストで変化させる項目(因子。例: OS、ブラウザ、画面サイズ)と、各因子が取りうる値(水準。例: Windows/Mac、Chrome/Safari)を一覧表に整理したものです。①テストで変化させる項目を因子として列挙する、②各因子の取りうる値を水準として書き出す、③因子数と水準数に合う直交表を選んで割り付ける、という手順で作成します。本ツールでは因子名と水準名を入力するだけで、対応する直交表への割り付けまで自動で行えます。
標準直交表とカスタム生成の違いは?
標準直交表はTaguchiの代表表を使います。カスタム生成は因子数と水準数に応じて最小実験回数の直交配列を自動構成します。
L18はどのように扱われますか?
L18は混合水準表です。このツールでは指定した水準数に適合する列のみを使ってテストケースを生成します。
生成結果は外部に保存されますか?
いいえ。入力データは外部に送信・保存されません。
因子数が多い場合はどの直交表を選べばよいですか?
2水準の場合は因子数に応じてL4(3因子)・L8(7因子)・L16(15因子)から選びます。3水準ならL9(4因子)・L27(13因子)が対応します。因子数が多すぎて標準表が合わない場合はカスタム生成モードをお試しください。
直交表と全組み合わせのどちらを使うべきですか?
因子間の相互作用よりも各因子単体の影響を効率よく確認したい場合に直交表が適しています。一方、特定の組み合わせが必ず発生することを保証したい場合や、因子数が少ない(2〜3因子)場合は全組み合わせを選ぶほうが確実です。